リアルファーをおうちでクリーニング

冬になると毛皮がついたコートや小物が暖かくて、モコモコしてかわいくてついつい買ってしまいますよね?

ただ、このリアルファーに私は長年悩んできました。

それは...

『リアルファーは洗濯が出来ない』

洗濯表示を見ても

 NO水洗い
 NO手洗い
 NOドライクリーニング

NO NO NO...と

...とにかく洗濯が出来ないのです。

そんな取扱いに悩んでしまうリアルファーをおうちでセルフクリーニングをしてみました。

ーーーーー目次ーーーーー
1.毛皮クリーニングの現状
□「パウダークリーニング法」とは?
2.毛皮の特徴
3.毛皮をおうちでクリーニング
□洗剤の選択
□リアルファーの洗濯の心得
□いざ!洗濯開始
4.洗濯結果
おまけ  お掃除の便利な必需品


今回、クリーニングする服はこちら


このAbercrombie & Fitchのジャケットは外側がニット、内側にラビットのリアルファーが施された大変クリーニングが難しそうな物です。5年くらい着用し続けている為、袖に染みが付いてたり、汗や埃でかなり汚れていると思われます。

色んなHPでコートの取り外し可能なフード部分のリアルファーを洗濯したサイトがいくつかありましたが、こんなにファーが使われていてさらにニットにくっついている服を洗っているものはありませんでした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ 1. 毛皮クリーニングの現状
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このジャケットを自宅近くのクリーニング店に持っていくと店員さんが険しい表情になり

店員『こ‥これは‥‥ラビットですね。
7000円で大体3週間位かかりますが‥‥(それでもあなたは)出されますか?』

(7000円かけてクリーニングするなら、新しい服を買った方が良いのではないかという高額な値段!)

店員さん曰く、毛皮をクリーニングに出す場合は
パウダークリーニングという専用クリーニング法になり、一般のクリーニング店では洗えない為、専用工場に持っていってクリーニングするそうです。
だから費用と時間がかかるんですね。

ぽん『ん〜‥‥今回は辞めておきます。』
店員『そうですねー!』

(なんか出さないで良かったって感じ!!)

何だか、さすがに出さないでしょう的な店員さんの雰囲気にクリーニングに出すのを断念してしまいました。

□「パウダークリーニング法」とは?
毛皮のクリーニングは毛皮専用パウダークリーニングという方法が適しています。油脂分や色素の少ないカエデやトウモロコシの芯などから作られたパウダーに洗剤を染み込ませ、毛皮と一緒に回転洗浄機にいれるもので、パウダーに汚れを吸着させてとるソフトなクリーニング法です。
この方法でクリーニングされた毛皮は、通常は毛・皮とも損傷(硬化、破れ、毛抜け、変色)は起こり得ません。
よくクリーニング店で行われるドライクリーニングを施すと皮部分に加脂した必要な脂まで除去され、硬化・破れを引き起こしたり、毛の艶がなくなったり、パサついたりしてしまうからです。

クリーニング方法からも分かるように毛皮は非常にデリケートな素材です。動物や人間の髪の毛と同じと思えば納得出来ます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ 2. 毛皮の特徴
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


                                     (日本毛皮協会HPより)

毛皮は、文字通り「毛」と「皮」からできています。毛の部分は刺し毛(さしげ)と綿毛(わたげ)から構成されています。
刺し毛は、上毛(じょうもう)とも呼ばれ、艶があって美しく、いろいろな色彩や斑紋がその動物の種類の特徴を表しています。英語ではガードヘア(guard hair)と言い、弾力性・耐水性に富み、その名の通り体を守る役目をしています。
綿毛は、下毛(かもう)とも呼ばれ、刺し毛の下に生えている短く柔らかい毛です。英語では、アンダーファー(underfur)と言います。極めて細く密生しているので空気の層ができ、体温の発散を防ぎ防寒の役目をしています。この綿毛が密集していればいる程、フワフワになり保温性が高くなります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ 3. 毛皮をおうちでクリーニング
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
職場の美魔女の方が毛皮のコートをお風呂の浴槽に入れてじゃぶじゃぶ洗っているという話を聞き、インターネットで調べると自己責任で手洗いしている人もいる様です。

今回はインターネットの情報から判断し、自己責任で洗濯してみました。

洗剤の選択
アクロンとトリートメント

お洒落着洗いで有名な中性洗剤のアクロンやエマール。ドライクリーニングの洗濯表示があるものはこれで洗えますが、アクロンやエマールの洗濯可能用途には『毛、綿、絹(シルク)、麻、合成繊維の洗濯用』としか表記はなく、公式サイトにも毛皮については何も記載はありません。これは何があっても自己責任という事です。

シャンプーとトリートメントを使うやり方が洗濯王子として有名な洗濯家 中村祐一さんのブログなどで紹介されていますが、今回はニットがついている服でもある為、シャンプーだと洗浄能力が弱いのではないかと思い、アクロンで試みたいと思います。

トリートメントは洗濯で失われた油分を補う役割をします。今回はいつも自分が使ってるLUXです。皮製品などもクリームなどで油分を補いますが、本当に人間の髪の毛同様にシャンプーだけだとゴワゴワになってしまう様ですね。

リアルファーの洗濯の心得
とにかく優しく
非常にデリケートな素材の為、引っ張ったりせずにとにかく優しく、今回はうさぎを洗っているかのように行ってみます。
洗濯時間は短く
濡れている時は人間の髪と同様に傷み易く、毛が抜けやすいので、なるべく時間を短くします。

いざ!洗濯開始
①水にアクロンを適量入れて毛皮を浸します。
今回はシンクに水を張りました。

耐水性が高い為、なかなか水に浸かりません。

5分くらいすると水が汚れで濁ってきました。
...見たくないと思いますが、5年分の汚れ(汗、化粧品、埃など?)です。



②すすぎ
水を抜いて軽く絞り、再び水を入れてすすいでいきます。

‥‥この無惨な状態を見ると不安しかありません。

③トリートメント
再び水を張り、トリートメントを溶かして毛皮を浸して馴染ませます。

④脱水
水を抜いて軽く絞り、タオルに挟んでハンドプレスで脱水しました。

水をかなり含んでいた為、かなりの重労働になり、バスタオル4枚も使いました。
今回は心配なのでタオルドライしましたが、1〜3分くらいなら洗濯機の脱水機能を使っても良いと思いました。

その後、日の当たらない場所に完全に乾くまで平ら干しします。今回は3日かかりました。

最後にブラッシングして終了。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4. 洗濯結果
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
全体的にフワフワになり、綿毛がゴワゴワしていた襟元の部分も毛並が整って柔らかくなりました。
何より洗うと気持ちいいです!
【BEFORE】

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【AFTER】


袖にあった染みもちゃんと落ちました。
【BEFORE】

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【AFTER】


ただトリートメントが少なかったのか、少し綿毛が抜けやすくなってしまいました。
トリートメントは水に溶けやすい物をチョイスするか、毛皮に直接馴染ませてすすぐのが良いかと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ おまけ   お掃除の便利な必需品!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お掃除は嫌いでは無いけど、汚い所を触るのは嫌だ...と思っている方は多いのではないでしょうか?
私もその一人。キッチンやお風呂の排水溝、換気扇のベタベタしたのは触りたくないので、気づいても気合いを入れないとお掃除出来ません。
そんな時の強ーい味方!!
「使い捨てのビニール手袋」70枚入
100円均一のキャンドゥで販売されてます。
これを着ければ怖いものなし♪
ネイルしてる方にもお勧めです∩^ω^∩

あなたは既にこの投稿にいいね!しています。
会員登録すると、フォローや支援ができます!
詳しくはこちらをクリック
※投稿へのいいね!は、ログイン不要で誰でも行えます。
会員登録すると、フォローや支援ができます!
詳しくはこちらをクリック

Future Accessに登録して**.ぽん.**を応援しよう!

COMMENT (0)

**.ぽん.**さんの新着記事

お気に入り記事 お気に入り記事