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何故ハングオンするのか?

ロードレースの変革期は何度か訪れていますが
大きなライディング進化はケニパパが最初かと。
お尻を落して膝を擦るハングオン
速ければ他選手もマネをして瞬く間にこのスタイルが定着

綺麗なフォームだね~
image:Global Yamaha

それまではお尻は落とさず身体と一緒に
バイクを寝かせるリーンウィズ
最後までこの形にこだわっていた?クリスチャン・サロン

後にはハングオンになるのですが
何故みんなお尻を落としていったか?

バイクは寝かせると良く曲がります
でも寝かせ過ぎると転びます

ミニバイクレース等をされた方なら経験あると思いますが
ステップを擦ってしまう、クランクやプーリーのケースが
路面に当たってしまう・・

そんな時どうするか?

身体を内側に入れてバンク角を稼ぎますよね

image:ヤングマシン

MotoGPでワンメイクになる前は各タイヤメーカーの
努力によってバンク角が深くなりスピードアップ
速い速度で旋回が可能となりタイムが上がっていった

しかし今では全員が同じものを使うワンメイク
他のライダーより少しでもタイムを出そうと思った
ちょっと速いスピードで進入して曲がれるように寝かせる

寝かせ過ぎるとグリップの限界は訪れるから
身体をイン側に更に落としてバンク角を稼ぐ

もうちょっとスピードを上げてみる
バイクが寝すぎるからイン側に身体を・・・
それを繰り返したらこうなってきたのですね。

image:Repsol Honda

フレームもこの10年間で非常に進化して
簡単に言ってしまうとBS時代はとっても柔らかく
現在のMIではシッカリさせる流れに向いてますが
それでも500㏄時代と比べると剛性はかなり落ちている

image:SKY SPORTS

近年はフレーム解析が飛躍的に向上
メーカーが注目してるのはネジレ剛性
フレームをネジらせてライダーに
タイヤ接地を感じてもらう
【参考までに→(オートスポーツWEB)

『攻め』のDUCATIは常に何かを試して
テストとテストの短い間でも現場でフレーム加工!!

そんなエンジニアの努力のお陰で旋回性も飛躍的に向上
でもライダーはもっと速く走りたいから
オーバースピードでコーナーに入る

いくら旋回性の高いMotoGPマシンとはいえ、
ライダーが曲がらないスピードで走ろうとするから、
曲がらない……ように見えてもおかしくない。
でも素性としてはめちゃくちゃよく曲がる。

転倒が多いから、曲がらないと判断するのも、ちょっと違う。
これにはタイヤの特性が絡んでくる。

MotoGPの足元を担っている(担っていた)タイヤは
どちらも素晴らしいのですが特徴をつけるなら
BSはフロントが素晴らしい


MIはリアが優秀


そして両社ともにリアタイヤの
スライドコントロールの領域が飛躍的に向上

このスライドコントロール性能とは
1次限界→タイヤが滑り始める、ホイルスピンが始まる
2次限界→転倒

500時代は1次と2次の間が極端に狭く
リアタイヤが滑ったっと思ったら即転倒
音で表現するとチュル→バンッ・・・痛い

現在は1次で穏やかに滑りライダーに考える時間が与えられた
チュルチュルチュルチュル・・・グォォォォォォォンもっとホイルスピン
滑りだしがゆっくりでホイルスピンをライダー(ECU)がコントロール
MotoGPでは黒い太いブラックマークがつくようになりました
(それでも滑らすのは怖いですが・・・

以上の理由で500㏄の時代は滑ったら
大きな挙動が起きるのでマシン中央に
上半身を残してコントロール
というよりは転ばないように、、という割合が大きかった

しかし前述の通りタイヤメーカーの恩恵を受け
滑らせて走るのがスタンダートになった現在のMotoGP

フロントからの転倒が多いのはグリップバランスが
リアが若干勝っている為。
特にマルケスは身体能力が高すぎて
タイヤの限界を超えてしまう・・
でも怪我をしないのが凄い(汗)

身体を大きく落としリスクを負ってまで
タイムを削っていくMotoGPライダー達

やっぱり凄いとしか言いようがない!




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